【重要】ベテランさんも再確認!あなたの「視る順」間違っていない?

認識していますか?最初に視るのは○○の△△です

 
弟子うさ
彼のキ・モ・チ♪ですよね!
 
エルせんせ
違います!一番大事なアレのソレですよ~!

あなたは、鑑定の際に、最初に何から・どんなことから視ていますか?
ここでは、お客様相手の鑑定において、まず視るべき一番大事なことは何か、ということについてお話ししています。
初心者さんからベテラン占い師さんまで、お客様相手に鑑定をするうえで「最」重要ともいえることですので、一読なさってくださいね。

最初に視るのは…「お客様」の「思考(クセ)」です!

鑑定あるある…

 
弟子うさ
自信をもって伝えたのに、お客様の反応が薄い。。。
 
エルせんせ
それは「伝え方」が残念だからですね!

占術をうまく使いこなせて、降ってきたメッセージにも自信がある!のに、お伝えしてもお客様の反応が薄い、1回しか訪問してくれない…。

それは「伝え方」が残念だから。

いかに最適な結果でも、お客様の心に届かなければ意味がありません。
つまり「お客様」、さらに申せば「お客様の思考」を知ることが何をおいても大事なのです。

「見え方」と「とらえ方」は違う

真っ赤なリンゴを示して「何色ですか」と尋ねると、同一条件下ではたいていの人が「赤」と答えるでしょう。

でも、「このリンゴを無料で上げますよ」と言われたら、バラツキが出てきます。

「ラッキー!」と喜ぶ人、「無料なんて申し訳ないわ」と遠慮がちな人、「無料?何か裏があるんじゃない?」と警戒する人…

リンゴ一つでもこんなに「とらえ方」は異なるものです。

それが、わざわざ時間とお金を使って相談するテーマならば…同一条件下であろうと千差万別ですよね。

お客様の「思考」とは

言い換えれば「とらえ方の各自のルールやクセ」 です。

例えば、「恋人は私のことをどう思ってるのか?」を占って、恋人の愛情は変わらず、むしろ増していると視えた場合。

「即」そのまま言葉にして伝えてはいけません。

「恋人の愛が深まっている」ということを、どう伝えたらよりお客様の心に届くか?を一瞬で考えるのです。

ストレートに伝えたほうが刺さる思考のお客様、裏付けが必要な思考のお客様、それぞれに伝え方が大きく異なりますからね。

アゲ鑑定も、「単なる」ズバリ鑑定も、刺さらない

お客様は、とってもナイーブで敏感です。

安易なアゲ鑑定はすぐバレますし、かといって「単なる」ズバリ鑑定は反感を買うだけ…いずれにしても、お客様の心には刺さりません。

お客様の思考を視て、「今伝えるべきか」「どう伝えるべきか」、言葉やトーンも慎重にセレクトする。それが【刺さる鑑定】です。

絶対、お客様の思考を視なきゃだめ?

お客様が誰であろうと同じようなスタイル・トーンで鑑定する場合もあります。

  • メディア掲載の占いなど、一般・万人向けの鑑定
  • 不動のキャラを確立した占い師による鑑定

ズバリ!スタイルで人気の占い師さんは、お客様がズバッと言ってほしくていらっしゃるので、ブレないのは当然ですね。

ただ、一見「誰に対しても同じ」に見えても、絶妙なさじ加減をなさっているもの。それがお稼ぎになる占い師です。

最初にお客様の思考を視るメリットとは

 
弟子うさ
さっさと本題に入ったほうがいいんじゃ…メリットってあります?
 
エルせんせ
メリットだらけです!むしろデメリットが思いつきません♪

占い師として【メリット/デメリット】を考える場合、攻・守両面から考えることがとても重要です。

  • 守】…私たち自身を守ることにつながるかどうか。
  • 【攻】…人気占い師=稼げる占い師への道に、つながるかどうか。

【守】面のメリット

◆「想定外」のショックから自分を守れる

お客様がみな、礼儀がおよろしくて、占い師の言葉を素直に聞いてくださるわけではありません。

その点、お客様の思考を先読みすることで、「想定外」の出来事にショックを受ける恐れがなくなります。

◆メンタルやモチベーションを保てる

占い師として継続・永続的に活躍するために、メンタルやモチベーションを保つのはとっても重要です。

先読みをしておくと、流れや構成を組み立てながら鑑定することができるため、完了するごとにすっきり切り替えて次に、そして翌日の鑑定に臨めます。

【攻】面のメリット

◆信頼感が芽生える

苦しさのあまり数々の占い師に鑑定をしてもらい、同じようなことを言われた…というお客様は少なくありません。チャンスです!

伝え方ひとつで「この占い師は、なぜだか私のことをわかってくれる」と信頼感を抱いてくださるからです。

◆「刺さる鑑定」が一気にファンを呼ぶ

同じ結果だとしても、腑に落ちる感覚があると、しっかりお客様の心に刺さります。

刺さる鑑定はお客様を感動させます。
感動したお客様は、リピーターになってくださいます。
また、良いレビューをくださるので、また新しいお客様を呼び込んでくださいます。

「一番先」に視るメリット

◆先手必勝!!は各界のお約束

ラグビーなら「最初の10分が勝負」、エンタメ界では「つかみはOK」って…人気番組もありましたねw

他人と相対するとき、人は緊張するものです。コンマ1秒でも先に落ち着いたほうが、場の空気をつかめます!

◆流れ・構成を構築できる

というと小難しいように聞こえますが…

お客様の思考を先読みしていると、だいたいの流れや会話のやりとり、そしてクロージングまでも、組み立てながら鑑定ができちゃうんです!気持ちいいですよ♪

◆スゴい占い師だと思ってもらえる

何ごとも、予測・先読みしてふるまうと、毅然としたオーラが増します。

占い師=スピ系の特別な何かがある人、という意識を持った方が多いので、一層ただモノではない感を抱いてくださいます。

狙ったわけではないのに「何でもお見通しでいらっしゃる!」「この先生の霊感は本物です!」とレビューが盛り上がりますよ♪

お客様の思考を視るにあたって、重要な3つのポイント

「うん、クセ強いね!」

①「アタリをつける」という意識で

経験を積むと、確実にお客様の思考が読めるようになります。が、その頃が最も危険です。

「この方は、~な方だ!」と、決めつけてしまいがちだからです。

決めつけ始めると、今度は坂を転げ落ちるように伝え方を失敗して、迷路にハマっていきますからご用心!

②会話に生かす

アタリをつけたら、会話のスタイルや流れなど、その方に合っていると思われる方向にシフトしてみましょう。

鑑定結果だけではなく、鑑定のプロセスもお客様にとって満足度を得られる大事なポイントです。

お客様が気持ちよくお話しになった結果、当初のテーマと外れて、実はそこが核心だった!ということもよくあるのですから。

③理由付けに使う

くれぐれも「あなたは~な思考を持った方ですね」などと言ってはいけません。

鑑定結果をお伝えするときに「あなたは○○な場面では~~しがちでいらっしゃるから」等、【理由付け】に使いましょう。

お客様の思考を視る「方法」は?

 
弟子うさ
先読みしたいです~!でも、、どうやって??

 
エルせんせ
鉄板の方法がありますよ♪

お客様の思考を上手に視ることができれば、もう鑑定はうまくいく(流れができる)といって過言ではありません。

それだけに、いくら「アタリをつける」意識だといっても、大きく外してしまうと逆に占い師側が動揺してグダグダになるリスクも潜んでいます。

方法を選ぶのに大事なポイントは3つ

  1. 手順が確立されている➡ブレない♪
  2. 精度が高い➡大きく外れたらグダグダ…
  3. 速い➡スピード勝負!

ダントツおすすめは…【数秘術】!

◆一つ目のポイント「手順が確立されている」については、占術の中でも「命術」(生年月日などの生まれ持った情報を基にする占術)一般があてはまります。

◆2つ目の「精度」についても、私の経験上、数秘術・西洋占星術・四柱推命で、鑑定結果が酷似していることがよくあります。

◆「ダントツ」の理由は、3つ目のポイント「速さ」です。

私が普段行っている数秘術の手法では、秒単位という圧倒的な速さで、だいたいの思考を視ることができます。

しかもフリーハンド!

「数」秘術といっても、算数が大嫌いだったこの私がサクサクと使えています。暗算で事足りますので道具はいりません。

その点、四柱推命の「命式」や占星術の「ホロスコープ」(今はアプリがあって便利♪)を作成して視るというのでは、とても「先読み」に間に合いません。

数秘術以外の方法

場合・場面によっては数秘術以外の方法も使います。

  • カード(タロットカード、ルノルマンカード等)
  • 六感総動員:インスピレーション、オーラ等
  • 五感も大事:【観相術】のほか、ビジュアル全般、声のトーン、香り…等

数秘術にプラスする、あるいは代替すれば、より精度が上がります。

詳しくお話しすると何日もかかってしまうほど奥が深い世界ですから、また改めて♪

まだこれでも「ほんのさわり」です

かなり長くなりましたが、これでも、かなりザックリとはしょっています。

ここでは触れていませんが、実際にお客様の思考を「どんな風に」「どんな視点で」視ているのか…それだけで薄い本一冊書けてしまいます。

いずれ、詳しくお話しさせていただけたらと思っております。

「一番最初にお客様の思考を視ること」は、初心者・ベテラン問わず、お客様を相手に占い・鑑定をするうえで欠かせない知恵です。

占い師として何が足りないんだろう…と思ったときは、ここに戻ってみてくださいね♪