ルノルマンカードのうんちく。占いで副業・占い師になる

ルノルマンカードとはについて述べてみました。

ルノルマンカードって何?

最近著名な方々が解説書を出版して話題になっているルノルマンカード。
耳にしたとか、私、見たことがある?!という方も多いのではないでしょうか。
このページにいらしてるのは興味が少しでもあるという言ですよね。

タロットやオラクルカードとは全く違うタイプのカードで、
カードの展開や読み方はそれとはスイッチを切り替えて使います。
また、ゲームとしても使えるお得?なカードです。

ルノルマンカードは日本では最近注目されていますが、
ヨーロッパでは古くから占いの愛好家達からの人気のあるカードです。

ルノルマンには大きく分けて2種類のカードがあります。
フルデッキ54枚の大判なサイズの「グランジュール・ド・ルノルマンカード」、
36枚の「プチ・ルノルマンカード」があります。
最近注目されているカードは後者の「プチ・ルノルマンカード」です。
ゆり、鳥、犬、山、などとても分かりやすい美しい絵柄で構成されており、
占いとして使用するのもわかりやすかった為に世界中で受け入れられました。

反対に、「グランジュール・ド・ルノルマンカード」は私が初めて手にした時に感じた、
「なんだこれは???」という難解なカードであった為に、定着しなかったと思われます。
中央にメインの図柄があり、上段、下段とそれぞれの図柄が細かく描かれています。
神話、錬金術、更に占星術、花占い、ジオマンシー、哲学的な意味も含み、
ゲームにしても、占いにしても使いこなす前に頭が真っ白になるカードです。
(個人の意見ですが・・・)

グランジュールルノルマンカード

案の定一番初めに出版されたとされるこの難解なカードは一般普及はしませんでした。
現在でも手に入りますが、私の周りで使っている方を見たことがありません。
展開法もかなり変わっていましてタロットやプチルノルマンに慣れている方には
異次元のカードです。きっと。
こちらのカードは追々つづっていきます。
コアなファンがいるかどうかですが。

使い勝手の良い、使用人口の多いプチルノルマンカードを主にご紹介してまいります。

ルノルマンって誰?

このカードにはマダム・ルノルマンという占術家の名前が付けられています。
ええ、ルノルマンって女性の名前ですね。
マダムな彼女の出身はおフランスざんす。 

様々な彼女の生い立ちについての本を読みましたが、
日本語で書かれているルノルマンの説明文の多くは偉大な占い師だったという記述。
最近は眉ツバっぽいかもという記載が多いかな。。

洋書の記述も様々で、自称有名人だった、とか真実は不明に近い説明なので、
ルノルマンは偉大な占術家だったのだけど、ほんとかどうかは古すぎて不明。
ただ、カードの名前に大抜擢でついているので、有名だった。
という人物。
有名な話はかのフランス皇帝ナポレオンの妻ジョセフィーヌが顧客だった。
貴族がルノルマンのサロンに出入りしていた。
聞くとすごい占い師なんだな、と思います。

占いが当たったとかどうかは正直確かめようがないので、
裕福そうにしている彼女の挿絵をみていると、お金儲けはうまかったんじゃないかと推測します。
それは素直にすごいことです。

カードの名前の由来

じゃ、ルノルマンって名前ついてるから、マダムルノルマンが使ってたんでしょうね?
偉大な占い師が使っていたんだからビシバシ当たりそうですね?!

カーン。残念。

彼女は使ってないんです。
彼女の部屋から似たカードが発見されたとか、彼女が考案して後に具体化したとか、
色々と議論されていますが、一番初めに発売されたとされる
グラン・ルノルマンカードでさえルノルマンの死後2年後。
プチ・ルノルマンに関しては3年後。

彼女がこのカードを使った事がわかるものは何も見つかっていないのです。

ルノルマンが描かれた絵の中にはトランプカードが描かれているものがあります。
だけど絵柄が描かれているカードでは残念ながらないのです。

カードを発売する会社が、売り上げアップの為に有名な占い師の名前を付けた
というのが現在の定説のようです。

どんな占いができるカード?

ルノルマンカードとタロットカードの決定的な違いは、
一枚の単体で読むよりもコンビネーションでカードの意味を読むのが得意ということです。

タロットはワンオラクルで結果を読むことができますが、
ルノルマンカードでは読めるっちゃ~読めるのですが、
一枚よりも2枚、2枚よりも3枚で読むほうが読みやすいのです。

ルノルマンカードの醍醐味といえばグランタブローという展開法。
36枚のカードを全部広げます。
圧巻ですよ。迫力。実占ではとても喜ばれます。
また、相談者様の内面がとても良く出る展開法ですので、
なんとなくよくわからない状況とかの場合は、
手っ取り早く見てみると問題までクローズアップされるという便利もの。

紳士カードと淑女カードという男前と美女が描いてあるカードを対象者にあてはめ、
周りのカードを組み合わせながら読んでいきます。

このグランタブローは見るほうは圧巻ですが読むほうはかなりの訓練が必要です。
読み手によってずいぶん結果が変わります。
相談者さんのお話の内容をしっかり聞き取っていかないといけませんね。

以上、ルノルマンカードについて述べてみました。また進化した所を載せてまいります。